今年も行ってきましたrock in japan 2009。日頃外出なんかしないからこの3日間で当然のように「ちょっとそれ大丈夫?」というような赤黒い日焼け。日焼けして健康的な評価を得られないタイプの人間。今ジョンスン&ジョンスンのモイスチャーローションを塗りたくりながら書いている。ちなみに今回はダラダラ長文で攻めてみた。お盆で職場がヒマなヒトにはちょうどいいかなと思ったのだ。
今回はいつもいっしょに行っている友人夫婦に
マーベラスなことがあり不参加、10年連続で参加しているすごい友人と2人で行ってきた。この度はまことにおめでとうございます。
では1日目から順に追ってみよう。夏フェスで一番心配だったのが当日の天気。もちろん私も1週間前からヤフーの天気予報を毎日チェックしていたわけだが、初日は30〜50%の予想だった。そして初日を迎えたわけだが、なんとか雨は降らずに記念すべき翼のゲートをくぐることができた。今回は友達と2人だけの参戦だったので、森のキッチンの近くに適当にシートを広げてそこをベースキャンプとした。曇り空なのがちと残念だが、まずはビールで乾杯だ。せっかくなのでおかわりだ。それだけで早くも1,000円を消費。フェスとは金のかかる遊びである。
オープニングアクトはどれにするか。パフューム、THE BACK HORN、鶴の中から選択する。
そう、答えは初めから決まっていたんだ。グラスステージのPerfumeを観に向かう。去年はレイクの一発目を担当したPerfumeだが、今回は初日のグラスの一発目。勢いはとどまることを知らない。私はコンプリートベスト辺りからのファンなのだが、秋葉原時代とかもっと前の広島時代からの筋金入りのファンは、グラスステージを満杯にする今のPerfumeを見て何を思うのだろうか。嬉しい気持ちはもちろんあるだろうが、寂しい気持ちも当然あるんだろうなと思う。昔からは想像もできない上空を今Perfumeは飛んでいる。
最新アルバムから数曲を歌いお馴染みのMC。Perfumeが売れた要因の一つに、このMCがあるのは間違いない。特にあーちゃんのMCは毎度毎度感心させられるくらいちゃんとしている。2ちゃん界ではいまいち評価が低いあーちゃんだが、Perfumeを支えているのはあーちゃんだと断言できる。オレ?オレは昔から
かしゆか派だから。
それにしても今回あーちゃんがMCでやってくれた。コールアンドレスポンスで何と「セイホーオ」「セイホッホー」「セイホッホッホー」。Perfumeがこれをやってしまったらレゲエもヒップホップも太刀打ちできない。私は今回のPerfumeに、「オキテ破りbP」の評価をしたいと思う。
次はシーサイドステージのオープニングアクト、竹内電気を見るために移動開始。シーサイドステージは今回新しくできたステージで、グラスの後ろのハングリービレッジのそのまた後ろにある通路をひたすら歩くとやっと着くいう、オッサンにはかなり過酷なステージである。しかも完全に離れ小島状態だけに何かのついでに立ち寄れる立地条件ではないので、アーティストにとっても現在の人気がモロにお客の数に表れてしまうキツいステージだと思う。
それにしても竹内電気はいつも楽しそうだ。それに曲のクオリティも極めて高い。来年くらいにはブレイクするんではなかろうか。そういやベースのヒト今回は猫Tシャツじゃなかったよ。そんな竹内電気には「楽しそうに演奏するbP」の評価だ。
ここでとりあえずのノルマは達成。森のベースキャンプで、monobrightを聴きながら昼食にする。
そしてここでどうしても書かなければならないのが、サウンドオブフォレストでのYUIのステージだろう。私はMCを直接聞いたわけではないが、友人の話だと、「脇毛を剃ってきた」旨の発言をしたらしい。ちょっと待ってくれ、木村カエラやホルモンのナヲさんが言うならまだしも、YUIが言っちゃいけない部類の発言だと思う。その返す刀でなんとRCサクセションの「雨上がりの夜空に」をカバー。YUIのRCは何というか、すごかった。ある意味完全に自分のモノにしていたような気がする。そんな今回のYUIさんには私は「危なっかしいbP」の言葉を送りたい。
ここで友人が所用のために帰宅。ここから先は一人ロッキンで進行することになる。今回初めての一人ロッキンになってわかったのは、話す相手がいないから、「ステージを回って音楽を聴くしかすることが無い」状態になるということだ。ある意味正しい状態なのかもしれない。
そんなわけでYUIの後は、同じステージの福原美穂を聞くと決めていたのだが、ちょっと時間があったので、レイクステージのトライセラトップスをちょっと聞いてくることにした。今まででは考えられないアグレッシブさである。相変わらず和田さんのボーカルは甘くて切ない。そして気が付いたことが、トライセラの女性ファンは和田さんのことを例外なく「和田君」と呼ぶということだ。調べてみると和田さんはオレの2つ下。けっこういい歳である。こうなったらもう「一生クン付けbP」しか無いだろう。
そして森ステージに戻って福原美穂である。まず女神様のような衣装が素敵だ。そしてなんといっても福原美穂はその歌唱力だろう。HANABI SKYを生で聴けたのはうれしかった。でも福原さん、歌のレベルが高すぎて、コールアンドレスポンスが難しくて笑った。ラララーじゃなくてナナナーみたいな。ソウルが効いてる感じ。「コールアンドレスポンス難易度bP」は彼女しかいない。
次はレイクのGRAPEVINE。あまり詳しくないオレが言うのもアレなんだけど、今回のバインは良かったと思う。少なくとも初心者のオレには良かった。コアなファンしかわからないような曲ばかりじゃなくて、「白日」とかやってくれたし。そしていつも思う、どこまでも真っ暗な水中を沈んでいくようなあの感じ。このバンドは今更ながら本当にかっこいいと思ったよ。似たようなバンドを他にオレは知らないし。なんかすっごいカラオケで歌ってみたい気分だ。そして田中さんの言った「こんばんは、レイクの番人グレイプバインです。」これかっこいいよね。これはもう「レイクステージbP」でしょう。そうそう、ロッキンでも出店している下北沢の「よい天」の宣伝もしてたよ。いつか行ってみたいと思う。
いよいよ最後のバンドになってしまった。最初から決めていた、パークステージのアナログフィッシュだ。パークステージは今回新しくできたステージだ。ちょうどサウンドオブフォレストとレイクの中間地点にある。フォレストからグラスまでのクソ長い距離の間にこのステージがあるのは大きい。疲れをちょっと忘れさせてくれるんだ。
この時間はみんなウルフルズを見に行ったのか、けっこう空いていて、かなり前で観ることができた。アナログフィッシュはベースとギターの2人組。2人ともボーカルを取り、熱く直球的な佐々木さんとちょっとシニカル的な下岡さんといったところだろうか。オレの大好きなアンセムとClap Your Hands!もやってくれたし大満足なのである。このバンドはホント、「このままずっと続けて欲しいbP」なのである。
とりあえず初日はこんな感じなのである。ウィキペディアを見ながら、記憶をたどりながらなんとか1日目を書いてみた。
次は2日目の模様をエントリーしたいと思う。
posted by ヌルカン at 23:30
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