健康診断で再検査の通知が来てしまったからだ。
バリウムの検査で、胃に何だか見つかっちゃったらしい。
一応胃カメラは過去に2度ほど飲んでいるが、また飲むことになるとは思わなかった。
今度の会場は東京駅の目の前だ。前回はつくば市で飲んで、今度は東京駅日本橋口付近。どんどんステージのレベルが高くなっている。次に胃カメラを飲むときは、おそらく武道館か東京ドームだと思う。
検査室で胃の泡を消すための薬を飲みながら部屋を見回していると、胃カメラの検査機らしきものを発見。モニターの付いた四角い箱から、長いコードが伸びている。それを口の中に入れるのだろう。
それなんてテレビの同軸ケーブル?といった風情。つくばで飲んだモノより明らかに太い。おそらくこのコードは、USB規格には対応してないと思う。USBの差し込み口より全然太いからだ。
舞台のレベルが上がれば、それに伴いプレッシャーも大きくなるのは当然であろうが、筆者が今感じているプレッシャーの原因は、舞台じゃなく太さ。
実際のところは、極細なコードもあるのでそれにするかと言われたのだが、胃カメラ経験者である筆者の安いプライドがそれを拒否。ホント、楽しく生きるためにはプライドは邪魔なだけだ。細いのにしときゃよかった。
3回目の胃カメラを飲んだ感想は、普通に最悪でした。
飲んでる間、ずっと若い看護士さんが筆者の体を優しく触っていて、というか背中とかさすってくれていて、ああ、この女性は筆者のことが好きなんだなあ、とか妄想する余裕も無く。化粧バッチリピアスゴロゴロな素敵な看護士さんでした。
だいたい朝の歯ブラシでさえ毎日グェってるのに、胃カメラなんて飲めるはずがないのだ。寿司とか大きめのやつだと、一口で食べるのを躊躇してしまうタイプなのだ。
結果的には、小さな潰瘍が2つほどあったらしい。薬を貰って帰りました。
胃カメラ終わった後で先生から、モニターで見てみる?と言われ、「動画で見れるんですか?」と聞いた筆者は、ニコニコ動画やユーチューブの見過ぎ。
「動画はちょっと・・・」と先生困ってた。